『The Blood of Dawnwalker(ドーンウォーカー)』を約40時間かけてクリアしました。発売3日で世界100万本を売った一方、日本では表現規制や「ウィッチャーっぽい」という話が先に広がって、実際に遊ぶとどうなのかが見えにくいタイトルです。
この記事では、クリアまで遊んだぱずうが、面白かったところと最後まで気になったところを、操作や場面の具体例で書いていきます。買うか迷っている人の判断材料になればうれしいです。
結論:戦闘と「時間の使い方」がハマる人には刺さる

先に結論です。ドーンウォーカーは、ジャスト防御の気持ちよさと、昼と夜・人間と吸血鬼で遊び方がガラッと変わる仕組み、そして何をするにも時間が進む30日の制限がかみ合った、独自色の強いアクションRPGでした。
遊んだ感触をひと言で言うと、ウィッチャー、キングダムカム・デリバランス、アサシンクリードを混ぜて調和させた感じ。ただし、カメラやロックオンなどの操作まわりには粗さもあります。そこも隠さずに書きます。
基本情報

| タイトル | The Blood of Dawnwalker |
| 発売日 | 2026年9月3日 |
| 対応機種 | PlayStation 5 / PC(Steam) / Xbox Series X|S |
| ジャンル | アクションRPG(1人用) |
| 年齢区分 | CERO Z |
| 開発 | Rebel Wolves(元ウィッチャー3の開発者が立ち上げたスタジオ) |
舞台は14世紀のヨーロッパ。黒死病と戦乱で荒れた土地で、昼と夜の狭間を生きる「ドーンウォーカー」になった青年コーエンとして、家族を救うために動きます。
面白かったところ

ジャスト防御が連続で決まる気持ちよさ
戦闘の中心は防御です。タイミングよく防御や回避をするとスローになり、そこからの反撃が気持ちいい。タイミングは盾のマークが赤い盾に変わるので分かりやすく、防御ボタンを押しっぱなしにしてスティックを合わせるだけでジャストになります。
とはいえ、操作は2つ同時に必要なので、キングダムカムのような歯ごたえもあります。これが連続で決まったときの爽快感は本作の一番の魅力で、腕次第でレベル差があっても押し返せるのが大きいです。
剣術・魔術・吸血術で役割がはっきり分かれている
攻撃の手札は剣術・魔術・吸血術の3つ。それぞれ使える場面が限られていて、昼と夜で戦闘の楽しさが変わる作りです。魔術は強力ですがHPを消費するので、撃ちっぱなしにはできません。このバランスが良くできています。
小手と剣には特殊技が付いていて、それとは別に技のスロットもあります。クールダウンを見ながら技を回していくと、大量の敵を相手にしても爽快です。3系統とも個性が強いので、ビルドの幅もかなり広く感じました。
人間と吸血鬼で「回復」と「装備」が別になる
人間のときと吸血鬼のときで、回復の方法が違います。装備も別々にセットできるので、切り替えのたびに付け替える手間がありません。
特に面白いのが吸血鬼側で、回復することが、そのまま吸血鬼化を進めることにつながる作りになっています。便利さと引き換えに何かを失っていく感覚があって、「人間として戦うか、吸血鬼の力を受け入れるか」というロールプレイが自然に生まれます。吸血鬼の状態でも剣術だけで戦えるので、せっかく鍛えた剣術がムダになりません。
パークを取るだけでも時間が進む、30日の制限
大きな目的は、期限までに家族を助けること。その期限が30日で、本作ではパークポイントを振るだけでも時間が経過します。気づいたら昼夜が入れ替わり、日付が進んでいる。この「時間を使う重さ」が本作ならではの緊張感です。
逆に言えば、時間を進めることで昼だけ、夜だけで過ごすといった遊び方も簡単にできます。昼にしか入れない場所、夜にしか行けない場所があるので、どう時間を使うかでプレイの中身がかなり変わります。
どれがメインか分からないほど寄り道が濃い
家族を助けるという本筋以外も作り込まれていて、どれがメインストーリーなのか分からなくなるくらいです。30日の中ではやり切れない量が用意されていて、「あと少しやりたかった」で終わる絶妙な分量。パークも全部は取り切れなかったので、次は人間側・吸血鬼側を変えてもう一度遊びたくなりました。
気になったところ

ここからは、クリアまで遊んで最後まで引っかかった点です。ぱずうのプレイ環境での体験なので、設定や状況によっては違うかもしれません。
- ロックオンが遠い敵に向きやすい:近くの敵を狙いたいのに、離れた敵に合ってしまう場面が多かったです。
- カメラとフィールドでの動きが少し渋い:探索中の操作感には改善の余地があります。
- アイテムを拾う操作がシビア:拾える位置がやや狭く、取り逃しそうになります。
- 戦闘中に障害物に引っかかる:一度はまると抜け出すのが面倒で、逃げられないこともありました。
- 吸血鬼の「飢えに屈する」選択肢:ぱずうのプレイでは、ほとんど機能している手応えがありませんでした。
どれも戦闘そのものの面白さを壊すほどではありませんが、快適さを重視する人は知っておいたほうがいい点です。
難易度:レベル30を超えたら上げるのがおすすめ

ぱずうのプレイでは、レベル30を超えたあたりで装備がそろい、ほとんど負けなくなりました。中盤以降も歯ごたえが欲しい人は、そのあたりで難易度を上げるのがおすすめです。
逆に序盤は手ごわく、プロローグのボス戦は2段階目で回避すら間に合いませんでした。プロローグの時点でも倒せるうえ、倒すと別のエンディングに進むという話もありますが、ぱずうは確認できていません。
日本語版の表現について
日本語版は海外版と表現に差があり、公式サイトに「日本語版における海外版との差異について」という告知が出ています。購入前に一度目を通しておくと安心です。
ただ、遊んだ感想としては、戦闘・昼夜・吸血・30日の制限がかみ合った面白さは、表現の差とは別のところにあります。規制の話題だけで判断するのはもったいない作品です。
こんな人におすすめ

- ジャスト防御やパリィで押し返す戦闘が好きな人
- ウィッチャー3やキングダムカムのような、選択と寄り道の多いRPGが好きな人
- 「時間の使い方」まで含めて計画を立てるのが楽しい人
- 1周で全部を見せず、周回したくなるゲームが好きな人
反対に、ロックオンやカメラの快適さを最優先する人は、アップデートでの改善を待ってからでもいいかもしれません。
よくある質問
Q. クリアまで何時間かかる?
A. ぱずうは寄り道をしながら約40時間でクリアしました。30日の制限があるので、全部の寄り道はやり切れません。
Q. ウィッチャー3の劣化版って本当?
A. 開発陣は近いですが、遊んだ感触は別物です。昼夜で変わる能力、人間と吸血鬼で別になる回復と装備、何をしても時間が進む30日の制限は、ウィッチャー3にはない仕組みです。
Q. 難しい?
A. 序盤は手ごわいですが、ジャスト防御は分かりやすい表示が出るので慣れやすいです。ぱずうはレベル30を超えたあたりで負けにくくなりました。
Q. どの機種で遊べる?
A. PlayStation 5、PC(Steam)、Xbox Series X|S です。
動画でも解説しています
発売前に、ドーンウォーカーの基本の仕組みを動画でまとめています。昼と夜の違いや30日の制限を映像で見たい人はこちらもどうぞ。

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