A モノワイヤービルド【Aティア】— 殴りながらハックを流し込む
対応バージョン 2.3 / 最終確認日 2026-08-02 / 公開 2026-08-02
近接ビルドでありながら、伸ばす能力値は肉体ではなく知力という変則的な構成です。Ver2.3環境で検証しています。
コンセプト
モノワイヤーで敵を薙ぎ払いながら、同時にクイックハックを流し込むハイブリッドビルドです。純粋な殴り合いではなく、ハックで弱らせた敵をワイヤーで刈る——あるいはワイヤーで斬った敵からハックが周囲に伝播するという、攻撃手段が相互に増幅し合う点が最大の特徴です。
このビルドが成立する理由は、レリックパーク「データトンネル」にあります。モノワイヤーでの攻撃がクイックハックの効果を周囲へ拡散させるため、1体に入れたハックが集団戦をそのまま制圧する火力に変わります。
近接ビルドの中では操作の理解が最も必要ですが、そのぶんシステムを理解した分だけ火力が伸びるタイプです。
他のビルドとの違い
遠距離から一方的にハックで殲滅したい場合はネットランナービルド、能力値も装備も近接に振り切って殴り勝ちたい場合はバーサークビルドが適しています。本ビルドは、その両方の中間に位置します。
能力値配分
| 能力値 | 目標値 | 理由 |
|---|---|---|
| 知力 | 20 | 最優先。RAM容量・クイックハックのダメージとアップロード速度・モノワイヤーのボーナスダメージ |
| 技術 | 18〜20 | エッジランナー取得+サイバーウェア容量の確保 |
| 肉体 | 15 | オーバークロックでHPを消費するため、体力の土台が必要 |
| 反応 | 9 | ダッシュによる接近と離脱 |
| 意志 | 3 | 最低値 |
POINT:熱モノワイヤーでも意志を上げる必要はありません
モノワイヤー・熱のボーナスダメージは意志に依存しますが(意志×0.5%)、上限が+10%で頭打ちになります。意志を20まで上げても得られるのは+10%どまりのため、知力と技術を優先してください。
必須パーク
- 知力:オーバークロック(RAMの代わりにHPでクイックハックを撃つ)を軸に、ハックキュー/キューマスター(1体へ複数のハックを同時進行)、スピルオーバー(効果の波及)、ブラッドデーモン(無力化時にキューのハック1つにつきHP+40)を取得します。オーバークロックで減ったHPをブラッドデーモンで回収する循環が、このビルドの生命線です
- 知力(RAM回復):サイフォンでモノワイヤー攻撃からRAMを回収できます。ワイヤーを振るうこと自体がリソース回復になるため、優先度は高めです
- 技術:エッジランナー(サイバーウェアのオーバークロック)、時限爆弾、パイロマニア、ルネサンスパンク。サイバーウェア容量を確保しないと、下の装備が載り切りません
- レリック:ジェイルブレイク → データトンネルの順で取得します。ジェイルブレイクが腕用サイバーウェアの新アビリティを解放し、その先にモノワイヤー専用のデータトンネルがあります。あわせて脆弱性分析・機械学習を取ると、弱点への確定クリティカルが乗ります
- 肉体:アドレナリンラッシュを中心に、耐久系を最低限だけ確保します
注意:レリックポイントは有限です
データトンネルはジェイルブレイクの先にあるため、2段分のポイントが必要になります。他の腕用サイバーウェア向けパーク(ゴリラアーム用のリミッター解除など)に先に振ってしまうと、モノワイヤーの中核が後回しになります。
装備
主武器はモノワイヤー・熱です。熱ダメージと炎上(発生率20%)を持ち、クイックハックの「化学汚染」と組み合わせると、燃焼と伝播が同時に走ります。
物理ダメージと出血で戦いたい場合、または熱耐性の高い敵が多い場面では、標準のモノワイヤーも選択肢になります。こちらはボーナスダメージが知力依存のため、本ビルドの能力値配分とは噛み合いが良好です。
サイバーデッキはミリテク・パララインがこのビルドの中核です。RAMユニットを1消費するごとにモノワイヤーの攻撃ダメージが+2%(最大+30%)増加し、オーバークロック発動中はモノワイヤーに通常攻撃の60%相当の電気ダメージが上乗せされます。ハックを撃つほど近接火力が上がるという、他のデッキにはない噛み合い方をします。
クイックハック側の火力を確定させるのがCOX-2 サイバー体性オプティマイザーです。クイックハックでクリティカルが発生するようになり、クリティカル率は100%になります。最大RAM-4のデメリットは、下のEX-ディスクで相殺します。
EX-ディスクは最大RAM+6とアップロード速度+35%。COX-2のRAM減少を補いつつ、ハックの回転を上げます。
メモリブーストは敵を無力化するたびにRAMが回復します。ワイヤーで敵を倒し続けるこのビルドとは相性が良く、序盤(レベル5)から買えるのも利点です。
生存面は血液ポンプを最優先で入れてください。オーバークロックはHPを削って撃つ仕様のため、回復手段がないと自滅します。
補助サイバーウェア:高密度骨髄(近接ダメージ+24%)/キロシ "COCKATRICE" オプティクス(クリティカル率+35%)/ネオファイバー・痛覚エディター(被ダメージ軽減)/リヴァルザー(HP25%以下で時間減速。オーバークロック運用の保険になります)/強化足関節。
立ち回り
- スキャンで敵を確認し、集団の中心にいる1体へ化学汚染などのハックを入れます
- ハックが入った敵へダッシュで接近し、モノワイヤーで斬りつけます。データトンネルにより、ハックの効果が周囲へ拡散します
- RAMが尽きたらオーバークロックへ移行します。以降はHPを消費してハックを撃ち続けられます
- HPが減ったら、ワイヤーで敵を無力化してブラッドデーモンでHPを回収します。撃つ→殴る→回復、の循環に乗せるのが理想形です
- 硬い敵には脆弱性分析で弱点を出し、確定クリティカルのハックとワイヤーを集中させます
- 囲まれた場合は無理に殴らず、いったん離脱してRAMの自然回復を待ちます
よくある間違い
- ハックとワイヤーを別々に使ってしまう:この構成は、片方だけでは中途半端な火力しか出ません。「ハックを入れた敵を斬る」という順番を固定してください
- オーバークロックを常時つけっぱなしにする:HPが直接減るため、回復手段(血液ポンプ・ブラッドデーモン)が揃う前の多用は事故のもとです
- サイバーデッキを火力型に替える:モノワイヤー強化を持つのはパララインです。純ハック用の高火力デッキに替えると、このビルドの近接火力の根拠が消えます
- 能力値を肉体に振る:見た目は近接ですが、伸びるのは知力です
このビルドが向いている人
- ネットランナーの遠隔殲滅に慣れて、もう少し前に出たい人
- 近接ビルドを一通り触って、操作の単純さに飽きた人
- サイバーウェアとパークの噛み合いを組むこと自体を楽しみたい人
逆に、最短で強さを実感したい初心者には向きません。その場合はバーサークビルドから始めてください。
出典
- 各サイバーウェア・武器の性能と入手方法はアイテムDBで検索できます
- 構成の参考: Gamestegy「Monowire Build」
- 関連ビルド: ネットランナービルド / バーサークビルド
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