サイバーパンク エッジランナーズのストーリー(ネタばれ有)を解説していきます。
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サイバーパンクエッジランナーズの面白さが分かるようになっていますので
是非最後までご覧ください!
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「エッジランナーの世界へ」
ルーシーとスリを続けるデイヴィットですが、「サンデヴィスタン」を使い過ぎてしまい倒れてします。ドクの元に運び込まれるデイヴィット。
「サンデヴィスタン」の使用は2回が限界にも関わらず、デイヴィットはすでに8回も使っており、いわゆる薬物の過剰摂取であるオーバードーズ状態でした。
その場では特に問題がなかったため、ドクと別れたデイヴィット達でしたが、デイヴィットの体を心配したルーシーは彼を家に誘います。
たわいもない会話からルーシーはBDという仮想現実機能を使い、デイヴィットを月へと連れていきます。
初めて見る月面ではしゃぐデイヴィット。
そんなデイヴィットにルーシーは「月に行くのが私の夢なんだ」と語ります。
そんな夢を語るルーシーにデイヴィットは次第に惹かれていきます。しかし、突然BDから目が覚めると、そこには屈強なサイバーパンク達が……。
リーダーのメインという男はサンデヴィスタンを探しており、どうやらデイヴィットは元々グロリアがメインに売り渡す予定のサンデヴィスタンをインストールしてしまっているようでした。
メインはデイヴィットをバラバラにしてでもサンデヴィスタンを回収しようしますが、デイヴィットがグロリアの息子であると知ると、少し態度が変わります。
しかし、金は払ったのだからサンデヴィスタンは返せと叫びます。
デイヴィットは「サンデヴィスタンは返さない。代わりに俺をサイバーパンクとして働かせてくれ」とメインに頼み込みます。
メインはデイヴィットの度胸をかい、試験としてある仕事を任せることに。「明日の朝に連絡する」と伝え、その場から去ります。次の日、デイヴィットはなんとかその仕事をやりとげ、はれてエッジランナーの仲間に迎えられることとなります。
「サイバーサイコシス」
仕事にも慣れてきたデイヴィットでしたが、銃を撃つことへのためらいがなくならず、メインからも「さっきは撃てただろ。いつまでもルーキーでいるな」と言われていました。
そんなある日、仲間たちと路地裏を歩くデイヴィット達は、立小便をしている怪しげな浮浪者風の男と出会います。
ブツブツとつぶやきながら長い立小便をしている男に、ピラルは面白半分で「うるせー」と絡むと
突然、頭を撃ち抜かれてしまいます。
なんと浮浪者の男はサイバーサイコ化しており、
ピラルを撃たれて激怒するレベッカは怒りの銃弾の飛び交う中に突っ込んで行ってしまいます。
メインがクイックハックでレベッカの制止を指示したおかげで命は助かりましたが、今度は隙を見てハッキングを仕掛けていたルーシーが危険にさらされてしまいます。
あまりの出来事に立ちすくんでしまっていたデイヴィットでしたが、ルーシーの危機にサンデヴィスタンを起動し、サイバーサイコに銃を向け、撃つことを躊躇していたデイヴィットはついに引き金を引いてしまいます。
辛くも勝利しましたが、ピラルは帰らぬ人となってしまいました。その日の夜デイヴィットは怪我をしたルーシーを家まで送り、話がしたいと切り出しルーシーのお気に入りの場所に2人で行くことに。
最初に騙したことに後ろめたさを感じていたルーシーは、BDでの出来事は嘘ではないことを伝えると「怒っていたかも知れない。けど嫌いじゃない。でなきゃ助けないよ」と自分の思いをルーシーに伝えるデイヴィット。
ここで「この世界で名を残す方法はどう生きるかじゃない。どう死ぬかよ。あんたにはこの世界は似合わない」とルーシーは本音を漏らします
。そんなルーシーに「俺が君を月に連れて行くよ。約束する」とデイヴィットは応えます。
そしてルーシーはデイヴィットに熱いキスをします。驚くデイヴィットでしたが、ルーシーの気持ちに応えるようにデイヴィットからもキスをします。
そして熱い一夜を過ごすことになります。
「クロームの代償」
メイン達は仕事を斡旋するフィクサーのファラデーや、アラサカの重役であるタナカから情報を引き出す仕事を引き受けます。
キウィが情報取集をしていると、裏BDを取り扱っているジミークロサキというBDディレクターにたどり着くメイン達。
そして彼女の協力を得てなんとかタナカを誘拐することに成功し、必要な情報を引き出すためにハッキングするキウィでしたが、突然メインに殴りかかられてしまいます。
メインにもサイバーサイコの兆候が出始めてしまったのです。
メインは殴り掛かったことすら覚えておらず、かなりサイバーサイコシスが進んでしまっており、デイヴィット達にもきつく当たってしまうようになります。
病院送りになったキウィの代わりにタナカのハッキングをするよう求められるルーシーですが、アラサカが相手ということに最初は拒絶していました。
しかし、デイヴィットの説得により、条件付きでタナカにディープダイブすることを決意します。そして、重要なデータを抜き出そうとしている最中に、デイヴィットに関する重要なデータを発見してしまいます。
デイヴィットを守りたい一心でデータの消去を試みるルーシーですが、その最中にタナカが目を覚まします。目を覚ましたタナカはデイヴィットに助けてくれと頼みこみ、最後に「デイヴィット!君は何がしたいんだ」と告げます。
この問いかけを最後にタナカの体には異常が発生します。動揺するデイヴィットの所にメインとドリオが駆け付け、タナカは一命を取り留めますがNPCD達の介入を受けることに。
激しい銃撃戦の中、発作で錯乱したメインを助けようとしたドリオが銃で撃たれてしまいます。そのことで完全にサイバーサイコ化してしまい、その場にいたNPCD達を皆殺しにしたメイン。
そこに助けにデイヴィットがやってきますが、メインは「お前には無理だと」伝えます。
「嫌だ。二人ならマックスタックとも戦える」と意気込むデイヴィットでしたが、
その体は恐怖から震えてしまっており、
そんなデイヴィットにメインは優しい顔で「お前は人より早く走れるんだろ、だったら走り抜けろ」と言い残し、メインは壮絶な最後を遂げることになります。
「ルーシーの過去」
メインの壮絶な最後から時間がしばらく経ち、デイヴィットはメインのチームのリーダーになっていました。
デイヴィットはサンデヴィスタンの他にもメインの形見のプロジェクタイルランチャーを始め
さまざまなクロームをインストールし、サイバーパンクの中では有名人となっており、ワカコオカダから紹介された新人とともに「サンドラドーセット」という令嬢を救出する仕事を任されます。
仕事を無事に終えたデイヴィットはキウィにルーシーの過去について聞きますが
「過去を詮索するなんて無粋なだけ」
と言われてしまいます。考え込むデイヴィットの元にレベッカがやってきて
一緒に踊ろうと誘いますが、デイヴィットはその場を立ち去ってしまいます。
そんなレベッカにキウィが
「アプローチ変えた方が良いんじゃない」
とアドバイスをします。
そして、少し落ち込んだデイヴィットを見て、ルーシーは自分の過去を打ち明け始めます。
ルーシーは子供のころから、アラサカのハッカーとして育てられ、日々危険を伴うハッキングをさせられていました。
次々に仲間が死んでしまう中、ルーシーは残った仲間達とアラサカを脱出することにしましたが
結局残ったのはルーシー1人。なんとかナイトシティにたどり着き、そこでキウィと出会いサイバーパンクとして生きていく中でデイヴィットと出会うのでした。
そんな話を聞くデイヴィットでしたが、気づけばサイバーサイコの初期症状が出始めていました。
特別だと思っていてもデイヴィットも例外ではなく、サイバーサイコに近づいていってしまっています。果たしてルーシーと月に行く夢は叶えられるのでしょうか……。
「そして伝説へ」
謎のネットランナーによりアラサカの諜報部のハッカーが次々に暗殺され、その犯人を捜すアラサカ。犯人を捜すためにフィクサーのファラデーに白羽の矢が立ちますが、なんと犯人を捜すためにキウィの元を訪れます。
タナカをハッキングしたのがキウィのバックアップのネットランナーだとデイヴィットから聞いていたため、キウィにチームを裏切って情報を提供するように持ち掛けるのでした。
そしてルーシーの過去を聞いた日以来、少しずつサイバーサイコ化が進むデイヴィット。
仕事中にも発症し、心配するレベッカにも「関係ない」と冷たくあしらいます。
そんなデイヴィットに
「アニキを殺したサイバーサイコ野郎みたいになって欲しくない。あんな風になっちゃ嫌だよ」
と言い放ちます。
このシーンでは優しい笑顔で返事をするデイヴィットですが、
やはりサイバーサイコ化が進みどこか不自然な表情が特徴的なシーンです。
この辺りからデイヴィットのサイバーサイコ化が一気に進み始め、
ルーシーにもインプラントを外すように言われます。
しかし、デイヴィットは聞く耳を持たず結果的に口論となりルーシーが帰ってから話そうと言います。
ところが、ファラデーと寝返ったキウィの罠にはまり捕まってしまい、話ができぬままデイヴィットはファラデーの仕事を受けることになるのでした。
仕事はアラサカの輸送車を襲撃して奪取するという内容でしたが
本当の狙いは輸送車の中にある「サイバースケルトン」という軍事用インプラントをデイヴィットに装着させて、戦闘データを収集するというものでした。
ルーシーはタナカのハッキングの際にそのことに気づき、データの消去に奔走しアラサカのランナーを暗殺していたため、チームとは距離を置いていたのでした。
襲撃に完遂するデイヴィット達でしたが、ミリテクの軍隊が現れ、窮地に陥ります。
そんな時、デイヴィットの元にルーシーの回線を使ったファラデーから「サイバースケルトンをインストールして。それしか生き残る道がない」と電話が。
デイヴィットはルーシーらしくないと怪しみますが、ほかには手がないと判断し、インストールを始めます。
その後、本物のルーシーから電話がかかってきますが、すべてはファラデーの策略通りになってしまうのです。
サイバースケルトンを装着したデイヴィットは、滅茶苦茶な強さでミリテク部隊を壊滅させてルーシーをさらったファラデーの元へ向かいますが、ここで一気にサイバーサイコシス化が進行してしまいます。
ドクにもらった超濃縮抑制剤でなんとか正気を保ってはいるものの幻覚や幻聴も酷くなり、もう戻っては来られない状態に。
そう「エッジの向こう側」へ行ってしまったのでした。
アラサカやマックスタックの妨害を受けながらもアラサカタワーへ向かうデイヴィット達ですが、サイバースケルトンを装着したデイヴィットを止めるべくアラサカが用意したのは、ナイトシティの伝説
「アダムスマッシャー」
一方でファラデーに協力していたキウィは裏切られてしまい銃で撃たれてしまいますが、最後の力ふり絞り、デイヴィット達にファラデーの居場所を知らせ息絶えます。
いつものキウィのなら会いに行くことはなかったでしょうが、未練があるが故に会いに行ってしまった乙女心が最悪の結果を招いてしまうのです。
そして、キウィの情報からデイヴィット達はファラデーとルーシーがいるアラサカ本社に突撃します。
圧倒的な力でアラサカの兵隊とファラデーを葬り去り、ルーシーを救出しますが、サイバースケルトンを付けたデイヴィットと、互角以上の力を持ったアダムスマッシャーが襲い掛かり、アラサカタワーの外へ投げ出されてしまいます。
これでデイヴィットは正気を取り戻し、ルーシーに
「君の夢を叶えて欲しい、それが俺の夢だ。その為なら他の何を失っても悔いはない」
と言います。
そしてアラサカ本社前でNCPDと交戦しているレベッカとファルコと合流し、レベッカがルーシーに
「無事でよかったよデイヴィットが喜ぶからな」
と言う言葉を最後に、上空から降りてきたアダムスマッシャーにやられてしまいます。
それから少し時間が経ったころ、月面旅行へと一人で向かうルーシー。
月面を歩いていると、かつて月面旅行のBDではしゃでいたデイヴィットの幻を見ます。
ほほえむルーシーですが、それも束の間。幻が消えると静かに涙するルーシー。
そして物語は幕を閉じます……。
いかがだったでしょうか。
それでは解説はここまでとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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