結論:ウィッチャー3 リマスターの剣ビルドは「回避して小攻撃を当て続け、溜めたアドレナリンを強襲と回転剣舞で吐き出す」戦技ビルドです。スキルは39ポイントで揃うので、本編クリア前後のLv40から組めます。
- おすすめスキル12個:戦技7(身体強化・俊足・回転剣舞・カウンター攻撃・強襲・冷血・不屈の精神)+一般5(熊流派の技術・攻撃は最大の防御・怒気の制御・生存本能・怒気)
- 装備:熊流派(最高級→伝説級)。剣にチェルノボグのルーン石(大)、防具にクエンの刻印(大)、赤の変異誘発剤(強)を4つ
- 霊薬:エキムマーラの変異抽出液・ホワイト・ラファードの煎じ薬・白い蜜の3つ
- やり込み用:変異「大流血」でスキル枠が16個に。剣を当てるたびに攻撃力が積み上がり、最大+250%
対応バージョン:リマスター(v5.00)/スキルの数値はゲーム本体のデータとゲーム内の表示で確認(2026年10月)/難易度デスマーチで実戦確認
リマスターのアップデートでスキルツリーが作り直され、戦技ツリーは20個のうち15個が、新しいスキルか中身を作り直したスキルに入れ替わりました。旧版と同じ振り方をしても、同じ強さにはなりません。
この記事では、剣で戦う「戦技ビルド」を、Lv40で組めるビルドと、変異のスキル枠まで使うやり込み用ビルドの2段で解説します。スキルは取る順番どおりに並べたので、上から真似すればそのまま組めます。
動画でも、デスマーチで実際に戦いながら解説しています。
| Lv40で組めるビルド | やり込み用ビルド | |
|---|---|---|
| スキル枠 | 12個(戦技7・一般5) | 16個(一般7・戦技9) |
| 使うポイント | 39 | 99前後(変異の研究を含む) |
| 目安のレベル | Lv40(力の場を回らなくても足りる) | Lv70前後 |
| 装備 | 熊流派(最高級) | 熊流派(伝説級) |
| 変異 | なし | 大流血 |
| 火力の柱 | 回避の後の強襲(+100%・+90%・+24%) | 上に加えて、大流血の攻撃力 最大+250% |
リマスターの剣ビルドの考え方
このビルドのコンセプトは「攻撃を当て続けて、溜めた力を強攻撃で叩き込む」です。
リマスターの戦技ツリーは、ずっと効き続ける強化が減り、「回避に成功したら」「同じ攻撃を3回続けたら」のように、条件を満たしたときに伸びるスキルが増えました。強いと言われるスキルを並べても、戦い方と噛み合っていなければ発動しません。先に戦い方を決めて、その戦い方で発動するスキルを選ぶのが組み立ての順番です。
- 基本は回避:大きい敵には、回避しながら小攻撃を当て、隙を見て強攻撃
- クエンは保険:囲まれたらクエン(身を守る盾の印)を張って回転剣舞
- 勝負はアドレナリンの使い道:攻撃を当てると溜まる3つの丸を、強襲・回転剣舞・クエンの張り直しのどれに使うか
防具は、重装の熊流派を着たまま回避で戦います。海外のビルド紹介では、熊流派は「殴られて耐える」使い方が多く見られますが、このビルドでは回避に失敗したときの保険として使います。回避で戦うなら猫流派という選択もありますが、初めて組むなら、守りの厚い熊流派で小攻撃の連打と大攻撃の火力で攻める方がシンプルです。
リマスターでは、スキルは「枠」にセットしたものだけが効きます。枠はレベルではなく、もらったスキルポイントの合計で増え、12個目はポイントの合計30(Lv31前後)で開きます。
おすすめスキル12個と取る順番(39ポイント)
リマスターのツリーは、つながっているスキルをどれか1つ取っていれば、次のスキルが開く形です。そのため、途中の「通り道」のスキルには1ポイントだけ入れて、本命へ進みます。下の表の順に取れば、そのままこのビルドになります。

| 順 | スキル | ツリー | Lv | Lv3での効果(要約) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 身体強化 | 戦技 | 3 | 回避かローリングが決まると、次の小攻撃3回のダメージ+30% |
| 2 | 三連撃 | 戦技 | 1 | 通り道(枠にはセットしない) |
| 3 | 蘇生 | 戦技 | 1 | 通り道(枠にはセットしない) |
| 4 | 俊足 | 戦技 | 3 | 回避中に受けるダメージ-100%(Lv1で-33%、Lv2で-67%) |
| 5 | 回転剣舞 | 戦技 | 3 | 小攻撃ボタンの長押しで、回りながら周りの敵をまとめて斬る。使う気力とアドレナリンが半分に |
| 6 | カウンター攻撃 | 戦技 | 3 | カウンターか回避が決まると、次に当てた1発のダメージ+100% |
| 7 | 強襲 | 戦技 | 3 | 溜めて出す大振りの一撃。敵の防御を無視し、アドレナリン1つにつきダメージ+30% |
| 8 | 矢避け | 戦技 | 1 | 通り道(枠にはセットしない) |
| 9 | 冷血 | 戦技 | 3 | 石弓の矢が当たるたびにアドレナリンが1つ溜まる |
| 10 | 不屈の精神 | 戦技 | 3 | 殴られたときに減るアドレナリンが0に |
| 11 | 熊流派の技術 | 一般 | 3 | 重装の防具1部位ごとに、体力と大攻撃のダメージ+6% |
| 12 | 攻撃は最大の防御 | 一般 | 3 | 回避が決まるたびにアドレナリン+0.3(カウンターなら+0.6) |
| 13 | 怒気の制御 | 一般 | 3 | 気力が無いとき、アドレナリン1つで印を出せる |
| 14 | 生存本能 | 一般 | 3 | 体力の最大値+24% |
| 15 | 怒気 | 一般 | 3 | アドレナリンの溜まり方+6%。印を使ったときにも溜まる |
序盤から組むなら、身体強化と俊足を先にLv3まで上げておくと、回避で戦う感覚にすぐ慣れます。俊足は旧版では1ポイントで同じ効果でしたが、リマスターではLv3まで上げないと回避中のダメージが0になりません。
アドレナリンを溜める仕組みが3つある
このビルドの火力は、強襲に乗せるアドレナリンの数で決まります。溜める手段は冷血(石弓)・攻撃は最大の防御(回避)・怒気(印)の3つ。減らさない手段が不屈の精神です。
なかでも冷血は、海外のリマスターの評価で「戦技の中でいちばん得をしたスキル」と言われているスキルです。戦闘の前に石弓を3本当てるだけで、アドレナリンが満タンの状態から戦えます。
外したスキル
- 精神集中:戦闘の始めにアドレナリンが1つ付くスキル。ただ「効いていない」という報告がSteamのコミュニティで出ていて、冷血で3つ溜められるので外しました
- 筋力強化・強烈な一撃・防具粉砕:大攻撃を続けて出すと伸びるスキル。このビルドは大攻撃を続けて出す場面が無いので、ほとんど発動しません
装備:熊流派・ルーン石・刻印・変異誘発剤
| 部位 | 入れるもの | 理由 |
|---|---|---|
| 防具・剣 | 熊流派(Lv40では最高級、やり込みでは伝説級) | 重装なので熊流派の技術が4部位すべてに乗る |
| 石弓 | 石弓(撮影では熊流派の石弓。セット効果の部位には数えない) | 冷血でアドレナリンを溜める道具として使う |
| 剣の空きスロット | チェルノボグのルーン石(大) | 攻撃力+5%ずつ |
| 防具の空きスロット | クエンの刻印(大) | クエンの印力+10%ずつ(盾が硬くなる) |
| 変異誘発剤の枠 | 赤の変異誘発剤(強)×4 | 赤は戦技の色。隣の枠に戦技のスキルが並ぶほど攻撃力のボーナスが大きくなる |

Lv40の段階では、本編で作れる最高級がベストです。ただし最高級にはまだセット効果が付きません。セット効果が付くのは拡張『血塗られた美酒』で追加された伝説級だけなので、やり込むなら伝説級まで強化しておきましょう。

熊流派の見た目が好みでなければ、見た目だけを変える機能が使えます。カラスの止まり木にいる防具職人のヨアンナが、クエスト「鎧の名匠」を終えた後に「鍛え直し」の項目で変更してくれます。
霊薬は3つ。中毒度50%に注意
| 霊薬 | 効果(要約) | 中毒度 |
|---|---|---|
| エキムマーラの変異抽出液 | 敵に与えたダメージの10%を体力に回復 | 50(効果が続く間ずっと残る) |
| ホワイト・ラファードの煎じ薬 | 飲んだ瞬間に体力を全回復 | 25 |
| 白い蜜 | 中毒度を0に戻す(飲んでいる霊薬・変異抽出液の効果も消える) | ― |
少しずつ体力が戻る「春ツバメ」も候補ですが、デスマーチは1発が重く、回復が間に合いません。減ったら一気に戻すホワイト・ラファードの方がこのビルドに合っています。
注意点が1つあります。中毒度が50%を超えると、体力が毎秒0.5%ずつ減っていきます。エキムマーラの中毒度50は効果が続く間ずっと残るので、そこにホワイト・ラファードを飲むと50%を超えます。溜まりすぎたら白い蜜で0に戻しますが、エキムマーラの効果も一緒に消える点に気をつけてください。
1対1で大型を相手にするなら、攻撃力が上がる「雷光」を入れるのもありです。
体力は6割以上増える
ここまで揃えると、防具もスキルも無しで5925だった体力が9658まで上がります(撮影に使ったLv72のセーブでの数字)。

- 熊流派の技術:+24%(重装4部位)
- 生存本能:+24%
- 一般のスキルを枠にセットした分:+15%(一般のスキルは1レベルごとに体力+1%。5個×Lv3)
合計+63%です。体力が増えるとクエンの盾も一緒に硬くなるので、回避に失敗したときの保険がそのぶん厚くなります。
基本の立ち回り(1対1・大型)
戦闘は、剣を抜く前から始まっています。
- 石弓を3本当てる:敵が近づいてくる間に当てれば、冷血でアドレナリンが3つ満タンの状態で始められる。石弓のダメージはデスマーチではほぼ無いので、溜める道具と割り切る
- 敵の攻撃を横か後ろへ回避:俊足で、回避中はダメージを受けない。回避が決まるとアドレナリンが少し溜まり、次の小攻撃3回が+30%になる
- 小攻撃を3回入れて離れる:基本はこの繰り返し

大きな隙には「回避→何も当てずに強襲」
知っておくと火力が大きく変わる仕組みがあります。カウンター攻撃の+100%は時間では消えず、次に何かを当てるまで残ります(ゲームのスクリプトで確認)。そのため、回避した後に小攻撃を当てずに強襲を溜めきって当てると、その1発に次の3つが全部乗ります。
| 上乗せ | 出どころ |
|---|---|
| +100% | カウンター攻撃(回避が決まった後の1発) |
| +90% | 強襲(アドレナリン3つ×30%) |
| +24% | 熊流派の技術(重装4部位の大攻撃ボーナス) |
もし回避に失敗して殴られても、不屈の精神があるので溜めたアドレナリンは減りません。アドレナリンが減ったら石弓で溜め直し、回避→小攻撃3回。大きな隙が来たら回避の後に強襲。1対1はこれで戦えます。
集団戦の戦い方:クエンを張って回転剣舞
デスマーチで本当に怖いのは囲まれたときです。集団でも始めは同じで、石弓でアドレナリンを溜めてから入ります。
- 石弓で溜める
- クエンを張る:クエンがあれば、殴られても回転剣舞が止まらない。クエン無しで回ると、1発もらったところで止まって囲まれる
- 真ん中で回転剣舞:回っている間は気力、尽きたらアドレナリンを使い続ける
- クエンが割れたら少し離れて張り直し、また回る
- 残った敵は回避と小攻撃で片付ける
問題は、回転剣舞で気力を使いきった後にクエンが割れたときです。ここで怒気の制御が効き、気力が無くてもアドレナリン1つでクエンを張り直せます。しかも怒気があるので、印を使うたびにアドレナリンが少し戻ってきます。気力は回転剣舞と強襲に、クエンはアドレナリンで張り直す。この使い分けができるのが、このビルドの強みです。
| 場面 | アドレナリンの使い道 |
|---|---|
| いつでも | クエンの張り直し用に1つは残す |
| 大型1体 | 回避の後の強襲に3つ乗せる |
| 集団 | 気力が尽きた後の回転剣舞に使う |
やり込み用ビルド:変異「大流血」で枠16個
2周目やレベルが上がってからのやり込み用に使うのが「変異」です。拡張『血塗られた美酒』で追加された要素で、研究した変異の数に応じてスキル枠が最大4つ増えます。
| 研究した変異の数 | 2個 | 4個 | 8個 | 12個(全部) |
|---|---|---|---|---|
| スキル枠 | 13 | 14 | 15 | 16 |
研究にもスキルポイントを使うので、16枠には合計99ポイント前後、Lv70前後が目安です。
大流血:殴られない限り攻撃力が積み上がる
中央にセットする変異は「大流血」。剣を当てるたびに攻撃力が5%ずつ上がり、最大+250%まで積み上がります。0に戻るのは体力にダメージが入ったときだけで、回避した攻撃、クエンが受け止めた攻撃、中毒度によるダメージでは消えません(ゲームのスクリプトで確認)。

つまり、俊足で回避中のダメージを0にし、クエンで受け止める、というここまで組んできた守りが、そのまま火力に変わります。回転剣舞は短い時間に何度も当たるので、いちばん手っ取り早く積めるのもポイントです。
16枠のスキル配置(追加11ポイント)
変異で増えた4つの枠には、変異と同じ色のスキルしか入りません。大流血は赤なので、入るのは戦技だけです。

| 枠 | 入れるスキル |
|---|---|
| 元の12枠(一般7) | 熊流派の技術・攻撃は最大の防御・怒気の制御・怒気・生存本能・熱狂・相乗効果 |
| 元の12枠(戦技5) | 身体強化・カウンター攻撃・強襲・回転剣舞・不屈の精神 |
| 変異の4枠(赤だけ) | 俊足・冷血・蘇生・三連撃 |
- 蘇生(戦技):体力が0になったとき、アドレナリン1つごとに体力を10%戻して立ち上がる。30秒に1回。クエンの次の保険
- 三連撃(戦技):同じ攻撃を3回続けると、60%の確率で次の攻撃が強くなる。小攻撃3回の4発目に乗る
- 熱狂(一般):アドレナリン1つごとにクリティカル率+9%
- 相乗効果(一般):変異誘発剤のボーナス+30%。変異の4枠は変異誘発剤とつながらないので、通常の枠の赤が減った分をここで取り戻す
装備は熊流派の伝説級に替えます。セット効果で、クエンが壊れたときに一定の確率で気力を使わず自動で張り直されます(6部位で30%。続けて張り直されるほど確率は下がる)。撮影用のLv72のセーブでは、体力は10013になりました。
戦い方はLv40のビルドと同じです。石弓で溜めて、クエンを張って、回転剣舞で大流血の数字を積む。積んだら、回避の後の強襲で吐き出します。
このビルドで、デスマーチのLv72の盗賊15〜20人の集団とも戦いました。全員倒せましたが、殴られるたびに大流血は5〜25%まで落ちるので、大人数相手はかなりきつい戦いになります。その様子は動画の最後の章で見られます。
よくある質問
Q. ウィッチャー3 リマスターで旧版のスキルの振り方は使える?
そのままでは使えません。戦技ツリーは20個のうち15個が新しいスキルか作り直したスキルに入れ替わり、条件を満たしたときに効くスキルが増えました。俊足のように、旧版より多くのポイントが要るスキルもあります。
Q. 剣ビルドは何レベルから組める?
12枠のビルドは39ポイントで揃うので、Lv40なら力の場を回らなくても足ります。12個目の枠はスキルポイントの合計30(Lv31前後)で開くので、その前は身体強化と俊足から上げるのがおすすめです。
Q. 熊流派と猫流派、剣ビルドはどっち?
回避で戦うので猫流派も選べますが、初めて組むなら熊流派です。熊流派の技術で体力と大攻撃のダメージが上がり、回避に失敗したときの保険になります。
Q. 精神集中は取らなくていい?
このビルドでは外しています。「効いていない」という報告が出ているうえ、戦闘前のアドレナリンは冷血と石弓で3つ溜められるからです。
Q. 大流血の+250%はクエンで受けても消える?
消えません。0に戻るのは体力にダメージが入ったときだけです。クエンが受け止めきれずに体力まで届いた場合は0に戻ります。
それでは解説はここまでになります。
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