google.com, pub-2473251749607680, DIRECT, f08c47fec0942fa0 サイバーパンク2077 ソングバード/ソロモンリード完全解説 - ゲーム攻略・解説 ぱずうブログ

サイバーパンク2077 ソングバード/ソロモンリード完全解説

cyberpunk2077
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はじめに

ソミ、リード完全解説新合衆国連邦情報FIAに所属するネットランナー 

コードネームソングバード 本名はソン、ソミ

そして彼女をこの世界に誘うきっかけとなったFIAベテランエージェント、ソロモンリード

彼女達は上司と部下というような関係でありながら、
彼女をこの世界へ誘ったリードは父親と娘の様な感情を抱いている一面も垣間見えますが
7年前のソミの裏切りにより、2人の信頼関係は崩れてしまいます

しかし2人はドッグタウンで運命的に再会し、

ドッグタウンの支配者カートハンセンに捕らえられているソングバードを
Vとソロモンリードが救出する事になります

2人は一体何者なのか

ソングバードはなぜリードを裏切ったのか

なぜソロモンリードは裏切られた相手であるソングバードを救出するのか

そんな彼女たちの謎多き過去や複雑な心情などをひとつずつ紐解き
彼女たちの全てを初めて見る方でも理解出来る記事になっております

彼らの全てを解説する関係上
ダウンロードコンテンツである「仮初めの自由」についての
ネタバレが多く含まれますのでご了承ください。

プロローグ

連邦情報局 正式名称 federal intelligence agency

通称FIA 2006年に設立されたこの組織は
2053年の新合衆国憲法の改正後に強力な権限と特権が与えられます

現代の新合衆国の大統領であるロザリンドマイヤーズが
NUSA会長に就任した2065年以降着実に勢力を拡大しており
2077年現在は世界中で諜報活動をするにまで至っています

そんな組織がその界隈では噂になるほどの天才ネットランナー
ソン・ソミと出会うのは彼女が違法なネットランニングを行っている最中のことでした


彼女は仕事をサポートしてくれる友人に恵まれ
ブルックリンで何不自由なく生活を送っていました
しかし、ネットランニングの才能が開花し始める頃には
危険度の高い仕事にも手を出すようになっており、大金を手にし始めた彼女は
ネットランニング設備やサイバーウェアをインストールするようになり
更にネットランニングに没頭していくことになります

ネット世界に没頭するあまり、恋人や友人とも疎遠になってしまい
徐々に孤独になりネット世界にのめり込んでいきます
この頃から共感性の欠如や相手に対しての攻撃性が高まっている事から
ブラックウォールの影響、サイバーサイコシス化が始まっていたのかもしれません

そしてより危険度の高い仕事を引き受け続けるうちに
ミリテクのデータ要塞をハッキングしてしまい
ネットの番人であるネットウォッチにハッキングがバレてしまいますが

彼女の天才的なネットランニング技術に惚れ込んだロザリンドマイヤーズは
彼女の才能を個人的に利用する為、FIAはエージェントのソロモンリードを派遣します
彼はソングバードにFIAに入らなければ「友人や大事な物全てを失う事になる」
と脅迫まがいの説得の末、FIAのエージェントとしての道を歩み始めます

この選択が彼女の運命を大きく変える事も知らずに。

2070年 ソングバードの裏切り

そして2070年アラサカとミリテクが全面的に戦う事になる統一戦争末期
リードとソングバードはある任務の為にナイトシティに潜伏していました
任務の内容はアラサカ社の提督である「村田おずる」を始末すること


しかし彼らが任務を遂行する前にターゲットである「村田おづる」は
仲間のジョナス・コリンソンが単独で作戦を遂行し
事故に見せかけて無関係な家族ごと始末してしまい
ソングバードとリード、ジョナスはアラサカに追われる事になります。

そんな中ソングバードはジョナスは自分たちの事を見捨てて逃げると反対しましたが
リードはジョナスを助けると言い彼の元へ向かいます
アラサカのエージェントに捕らえられていたジョナスを助け
2人でナイトシティを出るつもりでしたが、ドライバーに追加で金が必要だと言われ
ジョナスを車に乗せ、自身もナイトシティを脱出する方法を確保すべく、
ソングバードに協力を申し出ます

その直後、防犯カメラ越しにアラサカに発見され激しい戦闘に巻き込まれながらも
ソングバードが手配した脱出方法である列車に飛び乗り
周囲に敵が居ない事を確認したリードは、地元のタコス屋に行きたいと冗談を言い、
一連の任務は無事幕を閉じたかと思われましたが
同じ車両に銃を持った人物がいる事にリードが気づき

事態は一変します

リードは急いで車両を降りようとしますが、ソングバードの裏切りにより車両はロックされ
リードはアラサカのエージェントの襲撃を受け生死の境を彷徨う事になります

そして2077年に至るまでソングバードはロザリンドマイヤーズの右腕として活動する事になります
そして2077年ロザリンドマイヤーズとソングバードらを乗せたスペースフォースワンは
バーゲストの襲撃を受け操縦不能に通信も妨害されドッグタウンへ墜落する中
RelicのおかげでVへ連絡する事に成功し
Relicを取り除く事を交換条件にマイヤーズ大統領の救出を申し出る事になります

そしてVは一縷の望みに掛けてナイトシティの盲腸、ドッグタウンへ向かい
新合衆国の陰謀が渦巻くスパイゲームのキーマンとなってしまいます
ここからVを中心としたスパイゲームがスタートするわけですが
ソングバードことソン・ソミについてもう少し詳しく解説していきましょう

ソン・ソミについて

彼女は韓国出身のネットランナーで年齢は31歳
オレンジ色のハイライトが入ったマゼンタの髪色をしており
上から下まで赤黒い色をしたネットランナースーツに身を包み
デニムジャケットを愛用しています

このジャケットには4つのバッチが付いており1つはジョニーのバンドである
サムライのバッチがついており、ロッカー系の服装を好んでしています

そしてジョニーシルヴァーハンドの曲は嫌いと言いながらも
ネバーフェードアウェーのレコードも所持しているぐらい実はサムライファンの様です

また彼女はそのロックな服装の下にかなりハイクラスのネットランナー用サイバーウェアを
多数インストールしており、後頭部にはネットランニングポートがついており
作中のワンシーンで背中一面のサイバーウェアを見る事も出来ます

これは賛否が分かれるビジュアルなんですが個人的にはちょっと神秘的な印象を受けました

FIAに入った彼女はブルックリンで過ごしていた時とは全く別の生活をする事になり
自主性や個性を失い、FIAの命令や規則に従った想像以上に危険な任務を続ける日々を過ごす中で
世界の現実を叩きつけられたソミは生きる希望を失っていきます
そして彼女はブラックウォールを突破の任務を遂行する為に体は完全にサイボーク化
深部に到達する頃には彼女の精神はブラックウォール内にいる悪性AIに感染してしまい

命を蝕まれていくことになります

そして、その運命から逃れるために、ドックタウンでのスパイゲームを繰り広げることになります。

ちなみに彼女のコードネーム「ソングバード」ですが
天才的なネットランニング技術から

「ネット空間で誰も姿を見たことがなくデジタルな足音しか聞こえない存在」

というのが由来かと思いきや鳴き鳥が由来となっており
これは「鳴き声を聞くための飼い鳥」を意味しています
これはつまり、マイヤーズが

情報を手に入れる為の飼い鳥」ということを意味しているのではないでしょうか

ソングバードの事が少し理解して頂けた所でスペースフォースワン墜落後の解説に戻っていきましょう

目覚めるスリーパー・エージェント

Vはソングバードから連絡を受け、マイヤーズを救出に向かい
墜落現場から彼女を救出する事に成功します
その際に、協力していたソングバードはドッグタウンの支配者である
カートハンセンに捕らえられます

レリックを取り除いてもらう必要があるVとブラックウォールを利用する為に
彼女を利用したいマイヤーズはドッグタウンを脱出しソングバードを救出する為に
FIAのスリーパーエージェントであり
ソングバートの師匠的存在であるソロモンリードに協力して作戦を遂行する事になります

そしてソングバードがVと同様にゆっくりとブラックウォールに蝕まれていると知り
彼女の本当の目的が明らかになります

彼女の目的は
ハンセンが持つ神経マトリックスを盗み自らを治療する事

そして「マイヤーズの手から逃れる事

その事を知ったリードはエージェントとしてソングバードを救出して

大統領の元にソングバードを届ける事

1人の人間としてのソロモンリードとして彼女を救出して解放する事

この2つの気持ちで葛藤しますが
7年前の出来事が彼の頭をよぎります

また裏切られるのではないか

その不安を払拭するかの様に彼はソングバードのネットランニング技術に対抗できる
ICEブレーカーのシステムをVに託し
彼女を制御下に置けるようにしたうえで救出に向かう事にします
そうつまり

ソングバードを裏切り、大統領の元に届ける事」を選んだのです

そして、ドッグタウンの支配者カートハンセンの根城である
「ブラックサファイア」にて彼女を救出する際にVの選択に
2人の運命が委ねられることになります

リードを裏切りソングバードを助けるのか

ソングバードを裏切りリードとマイヤーズを助けるのか

ソロモンリードについて

ここで生死の境をさまよってまでエージェントを続ける鉄の男
ソロモンリードについて詳しく解説していきましょう

ソロモンリードの見た目は色黒で髪は短髪、皮のロングコートと
円形のペンダントが付いた長いネックレスを付けているのが特徴的ですが
サイバーウェアはほとんど見えずブラックモーガンハンドに近いレベルで
ほぼ生身と言っても良いでしょう。

彼の過去についての情報は少ないですが出身はワシントンDCと言われており
祖国に対する忠誠心を深く持っている事からアメリカにルーツを持っていることが推測されます

そんな彼は経緯は明かされていませんがFIAのエージェントになり
主にスパイ任務に当たり、経験を積んでいきます
エージェントとしての彼は大統領、祖国への忠誠心は狂気を感じるものがあり
作中で随所に垣間見ることが出来ます

しかしその忠誠心の裏には悩み葛藤するソロモンリードとしての一面もあり
仕事人としての顔と人間味のある部分が見え隠れする為
どちらが本心なのかどちらが真実なのか分からない
図らずして完璧なスパイと言えるでしょう

また、彼の名前はリード・ソロモン符号と呼ばれる訂正符号を元ネタにされていると言われており

彼自体が、間違いを正す存在という意味合いと捉えるか

彼自体が間違いという意味かは

プレイヤーそれぞれの見え方で変わってくる部分ではないでしょうか
そして2070年にソングバードに裏切られる事になり、
彼は表舞台から姿を消しスリーパーエージェントとして活動する事になります。

ちなみにスリーパーエージェントは給料が無い為、
他の仕事をしていることをリードが教えてくれますが
あるタイミングでフィクサーのディノビッチが所有するバー

エレクトリック・オーガズム」を訪れると

バウンサーをしているリードを見つけることが出来ます

このソミとリードの一連の裏切りは
ソミがマイヤーズに支配されている背景を知ってから再度見返すと
ジョナス・コリンソンの単独での作戦遂行やリードの襲撃も
瀕死のリードをマイヤーズが助ける事で恩を売り
強固な忠誠心を作りつつ彼は死んだと思わせ表舞台から消し
完璧なスリーパーエージェントにする為に
マイヤーズが仕組んだことではないかと考察していますが

皆さんの見解はいかがでしょうか

別の見解もあればぜひコメントでお願いします

仮初めの自由とは

仮初めの自由」とは一体なんだったのかについて少しお話しておきましょう

個人的な見解も多く含まれますのでぜひ皆様のご意見も頂けると幸いです
仮初めの自由の大きなテーマとしては「選択と代償」だと思いますが

そのテーマに沿ってソングバードの

何が何でも生き延びて自由になりたい

という信念とリードの

自らの大義の為に行動する」という信念

この2つが想いが交差しながら物語が展開されていきますが
今回の一連のスパイゲームは結局のところ
マイヤーズの掌の上で全て行われていた事というのがひとつ重要な要素ではないでしょうか

2人が自由に選択しているように見えて
実は全てマイヤーズに選択させられているというところが
タイトルである「仮初めの自由」に結びつくと考えています

この3者を身近な形で表現すると

会社組織がマイヤーズ 管理職がリード 平社員がソングバードと言った所でしょうか

自分の都合の良い方向に進めていきつつも責任は一切持たないマイヤーズ

マイヤーズ指示が良くないと分かっていながらも遂行し責任を感じてしまうリード

友人や恋人を守る為に良い様に使われて消耗していくソングバード

特にリードは内心では違和感も感じていながらも、
今までの行いや自分を否定することになる為
大統領や国に忠誠を示す行動している部分が多く垣間見え、
組織に依存してしまっている大多数のプレイヤーを体現したキャラクターであり、
Vを騙している部分も多いながらも理解できる部分があるが故に憎めない
という印象を持つ方が多かったと思います

しかしソングバードは終始自分自身の為だけに行動し自分が助かれば良いという
ある種至極当然の考えながらも自分勝手さがにじみ出る発言や行動が多い為
マイヤーズ以上に印象が悪い方が多いキャラクターではないでしょうか

彼女の生きる事と自由に対する執着は主人公であるVと通ずる部分もあり
リードに関しても自分の大義の為に生きる部分はジョニーと通ずる事から
2人をイメージして作られており
プレイヤーの行動を客観視出来る様にしているのではと言われています

まとめ

今回のタイトルである「仮初めの自由」の結論ですが

自由の象徴であるアメリカが舞台である所もかなり皮肉が効いていて個人的に好みですが
サイバーパンクというゲーム自体が「人生」を表現しており
その中で仮初めの自由は「選択と代償」にフォーカスし
自分自身の選択が周囲にどの様な印象与えているか
犠牲を払っているかというのを直視させられる構図になっており
どれも正解でどれも不正解の様な
正に「人生」というテーマを体現している内容ではないでしょうか
この世界のVであるあなた自身が

サイバーパンクのもう一つの代名詞である「反骨心」を持って
ソングバードとリードのような仮初めの自由ではなく本当の自由を見つけることが
ナイトシティの様な世界にならずに済む方法ではないでしょうか

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