はじめに
なんだこのクソゲーは
いや神ゲー過ぎて沼
そんな両極端な評価を受けるゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得したRPG
バルダーズゲート3
世界的には評価されていながらもなぜこの様に意見が別れるのか
その要因に初心者お断りと言わんばかりの初見殺しの難易度連発が
否定的な意見を集めているのではないでしょうか
実際チュートリアルで面白そうだと思ってプレイしてみたら
突然難しくなって挫折した方も多いと思います
今回はそんなバルダーズ・ゲート3を楽しめていない方がが簡単に楽しめる様に
ポイントを5つにまとめた記事になっております
基本的な部分からテクニカルな所まで未プレイの方でも
わかりやすく解説していきますので
ぜひ最後まで見て行って下さいね
それでは早速解説に移っていきましょう
①キャラクリエイト
まず知っておきたい事の1つめはキャラクリエイトです
今作はオリジンキャラと呼ばれる固有キャラと
自分で容姿等を設定出来るカスタムキャラを選択することが可能です
オリジンキャラは7名存在しておりそれぞれの固有のストーリーを持ち合わせており
メインストーリーやサブクエストとは別に物語を楽しむ事が出来るようになっています
特にダークアージは他のキャラに比べてダーティーな進行をしやすくなっており
一味違ったバルダーズ・ゲートを体験出来るようになっているため
1度ストーリーをクリアしてある程度理解してからプレイするのがオススメです
選ばなかったオリジンキャラは冒険の途中で仲間加える事も可能で
カスタムで作るのが面倒だったり、固有のストーリーを楽しみたいかたは
ひとまずオリジンキャラでプレイするのが良いでしょう
カスタムキャラに関しては容姿はもちろん種族やクラス
能力値などを自分で設定することが可能で
作り方よってはオリジンキャラを超える性能を叩き出すことも可能です
本作はクラスによって結構役割がはっきりしているので
能力値とクラスがマッチしていないとかなり苦しい冒険になるので注意が必要です
カスタムキャラの作り方
カスタムキャラ制作のオススメ設定は
種族をティーフリングかハーフオークでクラスはファイターかバーバリアン
能力値は筋力と耐久力を多めに振って偶数止めするのがベストです
これは偶数の際にステータスに反映されるので
ダイスロール判定にまで拘りたい方以外は奇数で限界まで振る基本的に必要ありません
また、後ほど解説しますが
ファイターは特技と呼ばれるスキルを他のクラスより1つ多く取得出来るので
悩んだらファイターをオススメします
ティーフリングは火属性に耐性が付くので耐久力が高く
ハーフオークはクリティカルに追加ダメージが発生するスキルが取得出来るので
前衛クラスとの相性が抜群です
またキャラの身長が低いと移動距離が7,5mと高身長キャラに比べて1.5m短くなるので
特に理由が無ければ身長が高い種族にしておくのが無難です
序盤は戦いに不慣れで位置取りに苦戦したり、移動や補助スキルも少ない為
必然的に近距離での殴り合いになりやすく
自分でクリエイトした前衛キャラが安定すると戦闘のしやすさが格段に上がります
また、近距離アタッカーと言えど弓などで遠距離攻撃も可能なので
高耐久の物理アタッカーオンリーでも序盤は問題ありません
魅力や知力等は会話の誘導や宝箱を開けやすくするために必要ですが
各アクションに秀でたオリジンキャラを仲間にしアクションする事で対応可能です
何より宝箱は投げたり殴ったりすることで開封可能で、
会話が上手くいかなくても戦闘になったりするだけなので、強ければ関係ありません
②レベルについて
2つ目はレベルについてです
RPGと言えばレベル上限が99のイメージがある方がほとんだと思いますが
本作はなんと12レベルまでしかありません
概念としてもキャラクターのレベルが上がるというよりも
クラスのレベルが上がっていくシステムの為
本人の能力自体は体力以外基本的に向上せずスキルを習得して強くなっていくという流れになります
冒険をする中でクエストをこなせば上昇するステータスもありますが
基本的に装備の効果で向上する以外は無いので
「カスタムキャラの初期ステータスの振り方が重要」
ということがお分かりいただけると思います
しかも本作はランダムエンカウントでレベルを上げるという事が不可能なため
クエストのクリアと合わせてゲーム内で獲得出来る経験値の上限が決まっており
戦闘とクエストを回避し続けると勝手に低レベルクリアの縛りプレイをする羽目になります
能力値が上昇しない関係上、スキルの習得具合が強さに直結するので
可能な限りサイドクエストをクリアしてレベリングをする事をオススメします
プレイヤースキルにもよりますが、2レベル以上相手と差が開くと
かなり厳しい戦いになる事がほとんどなので
序盤は最低でも3レベル.中盤は6レベル、終盤は9レベル辺りを目安に育成しておきましょう
レベルを上げて行くとマルチクラスとして他のクラスのスキルを習得する事も可能ですが
12レベル分を振り分けるイメージになるので
最終系をしっかりと意識していないと中途半端な性能になりがちなので
一旦はメインクラス1本で育成していきましょう
レベルが4.8.12になると特技を取得出来る様になりますが
これも種類が多くかつ振り直しが効かいので慎重に選びたい所ですが
近距離当アタッカーであれば「狂暴な戦士」
両手武器つかいなら「大業物の使い手」
それ以外は「二刀の使い手」を取得しておけば問題ありません
どうしても困れば能力値上昇を選んで偶数に調整しておくのが無難です
その他のクラスのビルドについては今後投稿を予定しています
③装備について
3つ目は装備についてです
本作は各武器と防具のカテゴリーに対して習熟しているかどうかがクラスや種族
特技によって決定されています
習熟がないカテゴリーを装備する事も可能ですが
十分な性能が発揮できなかったり不利な影響を受けることになるので注意して選定しましょう
近接武器に関してはスピアやハルバードなどが少し攻撃出来る範囲が広く
レイピアやダガーなど「妙技武器」の表示がある物は敏捷性が影響します
序盤は大きく差が出る様な武器は少ないので
強化された武器を拾ったら変更する
ぐらいの感覚で問題ありません
遠距離武器に関してはショートボウ、ロングボウ、クロスボウの習熟がある物を
どれかをひとまず付けておけばOKです
防具に関してですが、先にお伝えしておくとこのゲームに普通のゲームにある
防御力的な概念はなく鎧以外は特殊効果が無ければ特につける意味が無いので
効果付きの物が取得出来れば変更していきましょう
基本的には鎧系のAC「アーマークラス」という数値が耐久力に直結することになります
簡単に言うとこのアーマークラスが高いとダメージが減るのではなく回避する事が可能です
どういった計算方法になるかは後ほど詳しく説明しますが
このことから本作はダメージ軽減が難しく防御面を重視するより
武器に拘る方が戦闘を有利に進める事が可能になります
しかも状態異常や様々な有利状況と呼ばれる状態を作りだせば
装備以上の性能で戦う事が出来るので戦闘でどうしても勝てないという状況に陥るまでは
ゲーム性の理解を深める方が結果的に勝率が高くなるので
色々と試行錯誤しながら戦う事をオススメします
④戦闘について
4つめは戦闘についてです
戦闘は主にフィールドでエンカウントする場合と
会話から戦闘に突入する2パターン存在し
メインクエストに関連する部分以外はほぼエンカウントして戦闘がスタートします
プレイヤーは最大4名のパーティを組む事が可能ですが
ターン制バトルの性質上、行動回数の多い方が圧倒的に有利になるので
縛りプレイでもない限りは常に4人で行動回数を最大限取ることを念頭に置いておきましょう
このことから戦闘の際はHPの低い敵から集中して1対ずつ減らす
というのが非常に重要で強力な状態異常攻撃などを持っていない限りは
4人で集中攻撃をしていきましょう
そして本作の醍醐味でもある自由度の高さを生かした奇襲が基本かつ強力な戦術になります
敵の視界の外で隠れ身を発動しておくことで有利状態で先制攻撃を仕掛ける事が可能で
上手くいけばそのまま見つからずに一方的に攻撃が可能です
さらに奇襲を仕掛ける事で1ターン行動できない「驚き」状態に出来たり
行動順を決めるイニシアチブの数値で有利を取れるので
先に行動してドンドン相手の数を減らしたり有利な状況を作り込む事が出来る様になります
また奇襲を仕掛ける事で有利な位置取りも可能になり
本作は高い所から低い所に攻撃する方が命中率を始め攻撃範囲や移動に関しても
有利となっており、いかにして高所を制するかというのが
ひとつ重要なポイントとなってきます
他にもバフによる強化や状態異常など有利に運ぶポイントはありますが
奇襲と数的有利、高所からの攻撃を意識しておけば
序盤は安定して勝利を掴むことが出来る様になるでしょう
ここで戦闘で肝心の命中率に関してですが
命中率50%なのにめちゃくちゃ当たる
80%が3回連続で外れたんだけど
みたいな事がたびたび発生してプレイヤーに尋常じゃないストレスを与えてくるんですが
これは1D20+筋力修正値or敏捷力修正値+習熟ボーナス≧敵のAC
という計算式で判定がされており
1D20というのは20面ダイスを1つ振るという意味で
妙技武器に関しては敏捷力の修正値が適用されそれ以外は筋力が適用されます
1は確定でミス、20はクリティカルで確定で命中するので
厳密に言うと少し違うんですが命中率80%というのは
20面ダイスの5以上が出れば攻撃が当たるという処理が裏で行われています
そしてこの際に有利状態、不利状態の有無でダイスの個数と出目の判定に影響し
有利状態ではダイスを2個振って大きい出目を適用する事が可能で
不利状態は逆にダイスを2個振って低い方の出目を適用する形になります
その為、先ほど説明した高所からの攻撃や奇襲を行うことで
命中率が上がり低所から攻撃する相手は命中率が下がるので、有利に戦闘を進める事が出来ます
他にも状態異常を付与する事で有利状態にする事も可能なので
アーマークラスが高い敵には状態異常を付与して戦う事も重要になってきます
⑤オススメスキル
5つ目として戦闘中と探索中のオススメのスキルを紹介しておきましょう
まずは探索中のオススメスキルは
死者との会話と動物のと会話です
この2つは名前の通り会話が出来るだけのスキルですが
意外と情報を持っている事も多いため謎解きや
進行に困った時なんかに役立つのであれば便利なスキルです
次に導きと友情のスキル
これはNPCとの会話の判定や鍵開けなどで役立つスキルで事前に使用しておく必要もなく
判定画面に入ったあとでボーナスとして追加できるのが優秀です
パーティに1人このスキルを使えるメンバーを入れておくと、判定の安定度がグッと高まります
そしてガス化形態/拡大と縮小
フィールドを探索中に小さな穴を発見することがあるんですが普通に調べても入れず
なんじゃこれと放置していたと思いますが
そんな時に使うのが“ガス化形態”と“拡大と縮小”のスキル
これらのスキルを使えば小さな穴に入ることができるようになって
宝箱がある部屋に入れたり施錠された部屋の中に入れたりと非常に便利です
ウィザードやソーサラーが習得するのでどちらかに習得させておくと良いでしょう
探索系最後は飛行付与、跳躍強化、軟着陸
これらがある事で通常では上り下りできない所へ侵入可能になり
宝箱を見つけたり隠し通路を発見したりすることが出来る様になります
もちろん戦闘中も高所へ簡単に移動できるので非常に便利
こちらもウィザードとソーサラーが習得する事が出来ます
では戦闘用のスキルへ移っていきますが
1つめは祝福のスキル
これはクレリックが習得するスキルで
味方の攻撃ロールに有利を与える効果があり
レベル1時点で3人に付与できるので非常にコストパフォーマンスが高く
味方に付与するので失敗がありません
序盤で仲間に出来るシャドウハートが習得するので簡単に使用できるのも嬉しいポイント
2つ目は魔法の矢
このスキルは2~5の力場ダメージを与える魔法の矢を3本発射という
少しダメージは控えめな呪文ですが、なんと必ず命中するという破格の性能を誇ります
ダイス振りまくりの運ゲーで必ず当たるというのは
他にはない非常に大きなメリットなので使用出来る場合は
スロットに入れておくだけでも安定感が段違いに上がるでしょう
魔法の矢はウィザードが習得するスキルですが
防具類で使用出来る様にもなるので入手した場合は付けておくのがオススメです
3つ目は霧渡り
これはボーナスアクションで使用出来る瞬間移動するスキル
魔法キャラは接近されると
離れては近づかれてといった手も足も出なくなることが多々あるので
これを覚えておけば機会攻撃も回避して距離を取ることが可能
ボーナスアクションの為、移動後にアクションポイントが残る所も評価が高い点です
他にも強力なスキルはたくさんありますがスキル単体でこれだけ取っておけばOK
というようなものは少なく、パーティー構成やプレイスタイルによって大きく変化する所でもあります
そういったスキルの取捨選択やパーティの組み方の工夫なども
バルダーズゲート3を楽しむ要素の一つになっていますので
ぜひご自身でプレイしながら発見してみてくださいね
あなただけのオススメを発見出来たらコメントもお待ちしています
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